デスクワークは緩慢な死を加速する

 「Get Up!: Why Your Chair is Killing You and What You Can Do About It」という本を読んだ。うさんくさいタイトルだが、要するに「椅子に座っていると死んじゃうよ」という話で、いろいろな実験やデータ、症例、椅子を撤廃したオフィスや学校の事例などが載っていた。
 イントロダクションの最後に「Together we are all dying a slow death――body, mind and soul――glued to our chairs」(ぼくらはみんな緩慢な死を辿っている――身体・心魂もまとめて一緒に――椅子に縛り付けられながら)と記されており、他人事ではないなあという気がして、すこし怖くなる。
 座るという行為は、たしかにひとやすみするためのものだったが、いまは朝から晩まで座っている(特にぼくはデスクワークなので気づけば昼休み以外に席を立たない、なんてこともよくある)。そのせいで肥満、滞った精神状態、思考パターンに陥ってゆくと断言する。
 座っている時間を意識して、もうすこし立とうと思う。立ち上がるだけで人生が変わる、と啓発する著者に、ぼくも影響されてゆこうと思う。ゲラッ!(get up!)